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食物アレルギーの治療
食物アレルギーの治療法は、「食事療法(除去食物療法)」を行いながら抗アレルギー薬などを併用したりする事が主な治療法だと言われます。
【除去食物療法】
・まずアレルゲンを医療機関などで特定します。授乳期の乳児などの場合は 最低約1年程「母乳(免疫グロブリンのIgAが豊富に含まれます)」を与え、この時母親が除去食を摂ります。母乳を与える事が困難な場合はアレルギー用の粉ミルクも市販されているようです。
・アレルゲンが特定したらその起因とされる食物の除去を始めます。離乳期から幼児の場合では、通常より約1,2ヶ月遅らせて摂らせると言われています。
・食物制限は必要最低限に抑え、それに代わる食物をきちんと捕り発育障害を防ぎます。離乳食の場合では、野菜、穀物を主に加熱をよく行い、流動食→半流動食→半固形食と少しずつ移行していきます。
・毎日同じ食品をとる事は控えます。幼児などはアレルギーを比較的起こしにくいとされる、白身魚などからタンパク質を摂る事が良いとされています。
・子供へのおやつなどは、食事同様手作りで与え、りんごやばななキュウイなどアレルゲンになりやすいもの以外の新鮮果物などやとうもろこしやおいもなど自然食品も良いと言われます。
・アレルギーの人の疎外感などを防ぐため、家族全員が同じ食事を摂り牛乳や卵は幼児などの場合約1才を 過ぎたあたりから、アレルゲンと断定されていない場合に限り、様子を見ながら少しずつ摂らせます。
・外食などでは、特に魚類(すしなど)、そば、ゼラチン質のものは控えるようにしましょう。
・加工食品や食品添加物などはなるべ避け、手作りを心がけ、調味料なども砂糖、塩そしてダシなどは、素材そのものからのものや、昆布だしなど天然のものを使用する事が望ましいようです。
・これらを続けながら、約半年~1年ごとにアレルゲン検査を行い、食物アレルギーの変化などを調べていくとされています。
また、子供などには過度に同情したりせず、努力の結果を常に認め褒めてあげる事が大切だと言われています。
【薬物療法併用】
上記の除去食物療法を行いながら、薬を併用したりする事もあります。しかし、その必要性や副作用などを納得いくまで医師に相談し行う事が大事です。子供などの場合には抗ヒスタミン剤など用いながら、少しずつ様子をみながら、今まで除去していた食物をとっていき、徐々に慣らしていく方法もとられています。これを行う事により、消化器官の発育と共にアレルギーが解消される事も多くみられるようです。万が一、呼吸困難やショック症状が現われた場合には速やかに救急車などを呼びましょう。最近では「エピネフリン(ボスミン)」などの、アナフィラキシーを軽減する事ができる注射を医師の処方の元所持できるようになりました。これは元来、山間部などで蜂毒にやられた場合の応急処置としてのものとされますが食物アレルギーのショック症状にも有効であるので、医師に相談してみる事も良いでしょう。
この他では、治療のサポート的役割として「香蘇散(コウソサン)」という漢方も用いられた例もあるようです。これは、普段風邪の薬として用いられますが食中毒などの症状にも有効とされ、味も他の漢方とは違い比較的飲みやすいようです。
アレルギー体質は遺伝する確立が高いと言われています。統計では、親のどちらかがアレルギーを持っている子ども場合の約40%にアレルギー症状が出て、両親がアレルギーを持っている子ども場合では約70%以上に出ると言われています。食物療法は家族が協力し合い、根気よく続け、医師に定期的にかかる事が早期回復のポイントだと言われています。
